■無限∞空間 2号館
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2020年1月6日月曜日
2020年1月1日水曜日
2019年12月読書記録
年末の休暇はあったのだが冊数少なめ。小山田浩子も青山七恵もかなりいいな!? など思いながら忘年会の合間合間に読み進めているうちに年が明けていた。大掃除はしていない。
・飛魂 多和田葉子●
・飛魂 多和田葉子●
・セロトニン ミシェル・ウエルベック(関口涼子)
・ある晴れた夏の朝 小手鞠るい
・寝ても覚めても 柴崎友香●
・悲しみを聴く石 アティーク・ラヒーミー(関口涼子)
・ひとり日和 青山七恵●
・蝶のかたみ 福島次郎
・工場 小山田浩子●
・菜食主義者 ハン・ガン(きむふな)
・THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本 ブレイディみかこ
・風 青山七恵●
・風 青山七恵●
2019年11月30日土曜日
文学賞三冠
若手に与えられる芥川龍之介賞、野間文芸新人賞、三島由紀夫賞の三賞を制覇しているのは2019年11月現在以下の五人。
・笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』『なにもしてない』『二百回忌』
・鹿島田真希『冥土めぐり』『ピカルディーの三度』『六〇〇〇度の愛』
・本谷有希子『異類婚姻譚』『ぬるい毒』『自分を好きになる方法』
・村田沙耶香『コンビニ人間』『ギンイロノウタ』『しろいろの街の、その骨の体温の』
・今村夏子『むらさきのスカートの女』『星の子』『こちらあみ子』
(いずれも芥川賞、野間文芸新人賞、三島賞の順)
芥川賞をもらうと若手の枠から外されて他の二賞はもらえなくなるのが通例なので、三冠を達成できるかどうかは実力というよりは芥川賞の与えられるタイミングによるところが大きく、新人賞受賞作で芥川賞をもらったりすると(沼田真祐『影裏』、石井遊佳『百年泥』、若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』など、近年多くみられる)、自動的に野間文芸新人賞、三島賞はもらえなくなる。他に若手のうちにもらえる可能性のあるのは泉鏡花賞、織田作之助賞、芸術選奨新人賞、紫式部文学賞(これは女性だけ)あたり。2019年に休止した川端賞も絲山秋子、田中慎弥、青山七恵らが比較的早い段階でもらっている。まあ、野間文芸新人賞、三島賞がもらえなくなるからといって、いつまでも芥川賞をもらえないよりは早々にもらえるに越したことはないだろう。
・笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』『なにもしてない』『二百回忌』
・鹿島田真希『冥土めぐり』『ピカルディーの三度』『六〇〇〇度の愛』
・本谷有希子『異類婚姻譚』『ぬるい毒』『自分を好きになる方法』
・村田沙耶香『コンビニ人間』『ギンイロノウタ』『しろいろの街の、その骨の体温の』
・今村夏子『むらさきのスカートの女』『星の子』『こちらあみ子』
(いずれも芥川賞、野間文芸新人賞、三島賞の順)
芥川賞をもらうと若手の枠から外されて他の二賞はもらえなくなるのが通例なので、三冠を達成できるかどうかは実力というよりは芥川賞の与えられるタイミングによるところが大きく、新人賞受賞作で芥川賞をもらったりすると(沼田真祐『影裏』、石井遊佳『百年泥』、若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』など、近年多くみられる)、自動的に野間文芸新人賞、三島賞はもらえなくなる。他に若手のうちにもらえる可能性のあるのは泉鏡花賞、織田作之助賞、芸術選奨新人賞、紫式部文学賞(これは女性だけ)あたり。2019年に休止した川端賞も絲山秋子、田中慎弥、青山七恵らが比較的早い段階でもらっている。まあ、野間文芸新人賞、三島賞がもらえなくなるからといって、いつまでも芥川賞をもらえないよりは早々にもらえるに越したことはないだろう。
2019年11月読書記録
何とはなしに手に取った『ギンイロノウタ』がよくて、村田沙耶香強化月間のようになってしまった11月、『コンビニ人間』『地球星人』は既読のため、残すは『マウス』『ハコブネ』『タダイマトビラ』に最新刊『生命式』のみになった。概して初期のちょっと異様な少女視点のものがいい感じ。いちばん好きだったのは『しろいろの街の、その骨の体温の』で、これは三島賞。『ギンイロノウタ』が野間文芸新人賞で、こうきれいにいい作品で賞がとれているのも珍しい。
『パーク・ライフ』は芥川賞受賞の表題作よりも「flowers」が妙によく、印象に残った。元旦の人物造形がよくないか。純文学出身の作家が初期に書く、芥川賞受賞前後(とろうがとるまいが、そういう時期)の中編が好みなのかもしれない。中堅より後になると不思議とそういうものは書かなく、ないしは書けなくなるように見える。
・この名作がわからない 小谷野敦、小池昌代●
・パーク・ライフ 吉田修一
・美しい夏 チェーザレ・パヴェーゼ(河島英昭)▲
・大学教授のように小説を読む方法[増補新版] トーマス・C・フォスター(矢倉尚子)●
・愛という名の支配 田嶋陽子●
・ダイヤモンド広場 マルセー・ルドゥレダ(田澤耕)●
・デッドライン 千葉雅也
・ギンイロノウタ 村田沙耶香●
・授乳 村田沙耶香
・星が吸う水 村田沙耶香
・しろいろの街の、その骨の体温の 村田沙耶香●
・殺人出産 村田沙耶香
・消滅世界 村田沙耶香
・エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する オーウェン・ジョーンズ(依田卓巳)●
・犬婿入り 多和田葉子●
・かかとを失くして/三人関係/文字移植 多和田葉子
『パーク・ライフ』は芥川賞受賞の表題作よりも「flowers」が妙によく、印象に残った。元旦の人物造形がよくないか。純文学出身の作家が初期に書く、芥川賞受賞前後(とろうがとるまいが、そういう時期)の中編が好みなのかもしれない。中堅より後になると不思議とそういうものは書かなく、ないしは書けなくなるように見える。
・この名作がわからない 小谷野敦、小池昌代●
・パーク・ライフ 吉田修一
・美しい夏 チェーザレ・パヴェーゼ(河島英昭)▲
・大学教授のように小説を読む方法[増補新版] トーマス・C・フォスター(矢倉尚子)●
・愛という名の支配 田嶋陽子●
・ダイヤモンド広場 マルセー・ルドゥレダ(田澤耕)●
・デッドライン 千葉雅也
・ギンイロノウタ 村田沙耶香●
・授乳 村田沙耶香
・星が吸う水 村田沙耶香
・しろいろの街の、その骨の体温の 村田沙耶香●
・殺人出産 村田沙耶香
・消滅世界 村田沙耶香
・エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する オーウェン・ジョーンズ(依田卓巳)●
・犬婿入り 多和田葉子●
・かかとを失くして/三人関係/文字移植 多和田葉子
2019年10月31日木曜日
2019年10月読書記録
好みに合わないことが多いから…と後回しにしがちな現代日本人男性作家、読んでみたら思いがけずええやないか、が続いた10月。長嶋有に関しては、こういう方向で魅力的に女性を書けるヘテロ男性もいるのだなと驚いた。属性で判断するのよくないねと言いつつもやっぱり意外。慎の母親とか洋子さんとか、いいよなあこの感じ。
町田も辻原も、ジェンダー的に気にならない部分がゼロというわけではないのだが、そういう問題を一旦脇に置いておけるだけの魅力があったし、作品にポリティカリーコレクトであることを潔癖に求めすぎるあまり損なわれる魅力もあろうと思う。
・夏の終り 瀬戸内寂聴
・侍女の物語 マーガレット・アトウッド(斎藤英治)
・父と私の桜尾通り商店街 今村夏子
・くっすん大黒 町田康●
・チェルノブイリの祈り スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(松本妙子)●
・M 愛すべき人がいて 小松成美
・LESS アンドリュー・ショーン・グリア(上岡伸雄)▲
・遊動亭円木 辻原登●
・飛族 村田喜代子
・どん底 マクシム・ゴーリキー(中村白葉)
・潤一 井上荒野
・欲望という名の電車 テネシー・ウィリアムズ(小田島雄志)
・猛スピードで母は 長嶋有●
・不思議の国のアリス ルイス・キャロル(河合祥一郎)
・鏡の国のアリス ルイス・キャロル(河合祥一郎)
町田も辻原も、ジェンダー的に気にならない部分がゼロというわけではないのだが、そういう問題を一旦脇に置いておけるだけの魅力があったし、作品にポリティカリーコレクトであることを潔癖に求めすぎるあまり損なわれる魅力もあろうと思う。
・夏の終り 瀬戸内寂聴
・侍女の物語 マーガレット・アトウッド(斎藤英治)
・父と私の桜尾通り商店街 今村夏子
・くっすん大黒 町田康●
・チェルノブイリの祈り スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(松本妙子)●
・M 愛すべき人がいて 小松成美
・LESS アンドリュー・ショーン・グリア(上岡伸雄)▲
・遊動亭円木 辻原登●
・飛族 村田喜代子
・どん底 マクシム・ゴーリキー(中村白葉)
・潤一 井上荒野
・欲望という名の電車 テネシー・ウィリアムズ(小田島雄志)
・猛スピードで母は 長嶋有●
・不思議の国のアリス ルイス・キャロル(河合祥一郎)
・鏡の国のアリス ルイス・キャロル(河合祥一郎)
2019年10月8日火曜日
村田喜代子 受賞歴
『飛族』が谷崎賞をとったので、メモ。野間文芸賞の後に谷崎賞ってのも珍しくないか。
1977年 『水中の声』第7回九州芸術祭文学賞最優秀作
1987年 『鍋の中』第97回芥川龍之介賞
1990年 『白い山』第29回女流文学賞
1992年 『真夜中の自転車』第20回平林たい子文学賞
1997年 『蟹女』第7回紫式部文学賞
1998年 『望潮』第25回川端康成文学賞
1999年 『龍秘御天歌』第49回芸術選奨文部大臣賞
2007年 春の褒章 紫綬褒章
2010年 『故郷のわが家』第63回野間文芸賞
2014年 『ゆうじょこう』第65回読売文学賞
2016年 春の叙勲 旭日小綬章
2019年 『飛族』第55回谷崎潤一郎賞
1977年 『水中の声』第7回九州芸術祭文学賞最優秀作
1987年 『鍋の中』第97回芥川龍之介賞
1990年 『白い山』第29回女流文学賞
1992年 『真夜中の自転車』第20回平林たい子文学賞
1997年 『蟹女』第7回紫式部文学賞
1998年 『望潮』第25回川端康成文学賞
1999年 『龍秘御天歌』第49回芸術選奨文部大臣賞
2007年 春の褒章 紫綬褒章
2010年 『故郷のわが家』第63回野間文芸賞
2014年 『ゆうじょこう』第65回読売文学賞
2016年 春の叙勲 旭日小綬章
2019年 『飛族』第55回谷崎潤一郎賞
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