フェミニズム社会学ことはじめ。ジェンダー論や近代家族と性、恋愛の関係性について学びたい。歴史的な視座をもって紐解いていけば、常日頃感じている生のジレンマを解き明かすヒントがたくさん得られそう。線を引いたり書き込んだりしながらのお勉強読書は久しぶりで楽しい。
ここのところわたしの中で地方(特に西、中でも地元・関西)の地域性・方言ブームが到来していて、津村記久子や柴崎友香の作はその欲求をうまい具合に満たしてくれる。関西の関西性みたいなものがそのまま固定されているテキストが読みたくて仕方がない。ただ単純に故郷が恋しいんだと思う。
・その街の今は 柴崎友香●
・海に住む少女 ジュール・シュペルヴィエル(永田千奈)
・わが悲しき娼婦たちの思い出 ガブリエル・ガルシア=マルケス(木村榮一)▲
・アムステルダム イアン・マキューアン(小山太一)※再読
・初夜 イアン・マキューアン (村松潔)
・未成年 イアン・マキューアン (村松潔)
・苦海浄土 石牟礼道子●
・むらさきのスカートの女 今村夏子
・東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ 遥洋子●
・女ぎらい ニッポンのミソジニー 上野千鶴子●
・1ミリの後悔もない、はずがない 一木けい
・完璧じゃない、あたしたち 王谷晶●
・ヨーロッパ思想入門 岩田靖夫
・ジニのパズル 崔実●
・娘について キム・ヘジン(古川綾子)●
・永遠のとなり 白石一文▲