ただなんとなく話題になってるから、という理由だけで読んだアディーチェが思いがけずよく、積んでるアチェベや『アフリカの日々』に手を付ける気になった。同じく話題のルシア・ベルリンも非常によかったので(ちょっとすごいね。図書館で借りたんだけど、読み終えるなり買いに走った)、流行りには乗っておくものですね。読み終えたばかりの人が多いから話が盛り上がりやすいのも嬉しい。
津村記久子はお仕事小説の人やったのですね。均等法第一世代の女性総合職が絲山秋子なら、ロスジェネには津村記久子がいるのやな、とよく分からない頼もしさを覚えた。
・ポトスライムの舟 津村記久子
・青い眼がほしい トニ・モリスン(大社淑子)●
・神様 川上弘美
・ミックスルーム 森井良
・スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む ヨーラン・スバネリッド(鈴木賢志)
・嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万里●
・不実な美女か貞淑な醜女ブスか 米原万里●
・なにかが首のまわりに チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(くぼたのぞみ)●
・ヒョンナムオッパへ チョ・ナムジュほか(斎藤真理子)▲~
・さみしくなったら名前を呼んで 山内マリコ
・掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン(岸本佐知子)●
・メガネと放蕩娘 山内マリコ
・皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等! 山内マリコ